検査項目に関して

身長・体重身長と体重を測定してBMI(身長からみた体重の割合を示す体格指数)を計算し肥満度がわかります。
腹囲メタボリックシンドロームの診断基準の1つです。内臓脂肪の蓄積の度合いがわかります。
BMI体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)25を超えると肥満と判定されます。
標準体重身長(m)×身長(m)×22
聴力高い音と低い音の聞こえ方により、難聴の有無、程度を調べます。
低⾳、高音の両者が30dB(⾳の⼤きさ)以下の⾳で聞こえれば正常です。
視力近視かどうかがわかります。
眼の病気がないのに裸眼視⼒が0.7未満の場合は、近視・乱視が考えられます。
眼底網膜の血管や視神経乳頭を観察し、出⾎や網膜剥離の有無などを調べます。
緑内障、視神経疾患、高血圧、糖尿病などの診断をします。
眼圧眼球内圧を調べる検査で、緑内障の早期発見などを目的としています。
眼圧が低いと網膜剥離、外傷などが⾼いと⾼眼圧、緑内障などが疑われます。
血圧心臓が全身に血液を送り出す圧力を調べます。
高血圧は放置すると動脈硬化を進行させ、脳梗塞、心筋梗塞、腎障害などを引き起こします。
低血圧はだるさや耳鳴り・動悸・息切れ・貧血などを起こします。
骨密度骨の強さを確認する検査です。骨粗鬆症のリスクがわかります。
ドライブシミュレータードライブシミュレーターとは運転機器(ハンドル・アクセル・ブレーキ等)の操作能力、運転に必要な注意力・判断能力、総合的な運転能力を評価するものです
尿蛋白腎障害・腎炎の診断に役立ちます。
激しい運動や精神的興奮でも陽性となる場合があります。
尿糖(ブドウ糖)陽性の場合は糖尿病の存在が強く疑われます。
ウロビリノーゲンビリルビンが体内で分解され尿中に排泄されたものです。
健康な状態でもわずかに排出されているため(±)が基準値となります。
肝機能障害や溶血性貧血などで(+)となり、便秘などでも(+)となります。
胆汁が何らかの原因により腸内に排泄されないと(-)となります。
尿潜血反応腎臓・尿管・膀胱・前立腺・尿道系での炎症や結石、腫瘍で陽性となります。
高血圧や激しい運動の後にも陽性となることがあります。
尿沈査_赤血球尿中の固形成分(血球・細胞・細菌など)を顕微鏡で調べます。
多いと腎臓や尿路の炎症・結⽯・腫瘍などが疑われます。
尿沈査_白血球尿中の固形成分(血球・細胞・細菌など)を顕微鏡で調べます。
多いと腎臓や尿路の感染・炎症が疑われます。
便潜血検査_2日法大腸、直腸、肛門などの下部消化管からの出血の有無を調べます。
大腸がんの早期発見に利用します。
白血球数病原体を撃退する白血球の値を調べます。
高値では細菌感染症・血液疾患・炎症の存在・喫煙者、低値ではウイルス感染症・再⽣不良性貧⾎などが疑われます。
赤血球数貧血の診断に用います。高値では多血症が疑われます。
鉄分の摂取不足・造血機能の障害・悪性腫瘍・消化管出血・子宮筋腫などによる月経過多などで減少します。
ヘモグロビン赤血球の構成成分で体中に酸素を運ぶ役目があります。鉄欠乏や貧血の診断に有用です。
ヘマトクリット血液に含まれる赤血球のバランスを調べます。
高値では多⾎症、脱⽔、低値では貧血が疑われます。
MCH貧血の種類の診断に使用します。赤血球1個に含まれる平均的血色素量です。
MCHC貧血の種類の診断に使用します。赤血球の一定容積に対する血色素濃度です。
MCV貧血の種類の診断に使用します。赤血球1個の平均的容積量です。赤血球の大きさの指標となるものです。
血小板数ケガなどの時に血液を固める働きをします。
低いと出血しやすくなり、高いと血栓の原因になります。
高度の肝機能障害がある場合は低下します。
高値では⾎⼩板⾎症・鉄⽋乏性貧⾎、低値では再⽣不良性貧⾎・特発性⾎⼩板減少性紫斑病・肝硬変などが考えられます。
血清鉄減少すると鉄欠乏性貧血になります。ヘモグロビンの合成成分です。
尿素窒素(BUN)血液中に含まれる老廃物で、腎臓から排出されます。進行した腎機能障害で数値が上昇し、高たんぱく食や激しい運動などでも上昇することもあります。
クレアチニン腎臓が悪くなると高くなります。
筋肉運動の老廃物で通常は尿として排出されますが、腎機能障害などで数値が上昇します。
eGFRクレアチニンより精度の⾼い腎機能の指標です。
尿酸プリン体代謝の最終産物です。
飲酒・肥満・肉食・腎機能障害などで上昇し、痛風・尿路結石・腎機能障害・動脈硬化の原因になります。
総蛋白血液中に含まれる蛋白質の総量です。
肝障害や悪性腫瘍、栄養障害があると数値が低下します。
アルブミン肝臓障害や栄養状態の程度を調べます。
肝臓で作られる蛋白で、肝障害・低栄養・ネフローゼなどで低下します。
A/G比血液中のたんぱく質、アルブミン(体の材料になる蛋白)とグロブリン(免疫にかかわる蛋白)の割合です。
肝障害・炎症反応・悪性腫瘍などで低下します。
総ビリルビン黄疸の有無、種類を調べます。
胆汁の成分で、肝臓疾患・胆道疾患などで数値が上昇します。
⾼値では肝炎・閉塞性⻩疸・胆⽯症などが疑われます。
AST(GOT)
ALT(GPT)
筋や骨格筋、幹細胞に多く含まれる酵素GOTと、肝臓にある酵素GPTの数値を調べて、異常の発見に利用します。
共に肝臓に多く含まれる酵素で、ASTとALTの検査値から肝障害の度合いが分かります。
コリンエステラーゼ肝炎・肝硬変・低栄養・悪性疾患・貧血などで低下します。
γ-GTPアルコール常飲者では数値が上昇します。
高値ではアルコール性肝障害・慢性肝炎・胆汁うっ滞、薬剤性肝障害などが疑われます。
ALP肝障害や胆道系、骨、筋肉の障害等で上昇します。
病的かどうかは、AST・ALT等とあわせて判断します。
LDH体内で糖をエネルギーに変える酵素の値を調べ、肝臓疾患や心筋梗塞の診断に利用します。
HBs抗原、HBs抗体、HCV抗体B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスに感染しているかどうか調べます。
アミラーゼ高値で急性、慢性膵炎が疑われます。耳下腺炎などでも高くなります。
総コレステロール多すぎると動脈硬化を起こし、心臓病や脳血管障害の原因となります。
HDLコレステロール善玉コレステロール。
血管にたまったコレステロールを取り除き、動脈硬化を予防します。
低値では脂質代謝異常・動脈硬化が疑われます。
LDLコレステロール悪玉コレステロール。
高値では動脈硬化を促進させ、⼼筋梗塞・脳梗塞を起こす危険性を⾼めます。
中性脂肪身体を動かすエネルギー源ですが、蓄積すると脂肪肝や肥満につながり、悪玉コレステロールを増やすことになります。
高値では動脈硬化を進⾏させ、低値では低栄養などが疑われます。
血糖(空腹時)高値では糖尿病・膵臓がん・ホルモン異常が疑われます。
HbA1c過去1~2ヶ月間の血糖値の平均を反映し、糖尿病治療の指標になります。
TSH甲状腺ホルモンの分泌を促進するホルモンで、甲状腺疾患の有無を判断します。
FT4・FT3甲状腺から分泌されるホルモンで、甲状腺機能亢進症で高値、機能低下症で低値を示します。
CRP体内で異常が発生した場合に増えるたんぱく質を調べます。
炎症の有無、経過状況、炎症状態などの発見に利用します。
梅毒反応梅毒に感染しているかどうか調べます。
RFRFは血液中のリウマチ因子を測る検査で、リウマチ以外にも膠原病やそのほかの疾患で陽性になります。
また、健常者では数%が、高齢者では約1割の方が陽性になるといわれています。
BNP心臓を守るため心臓(特に心室)から分泌されるホルモンです。
心臓の機能が低下して心臓への負担が大きいほど、多く分泌され数値が高くなります。
腫瘍マーカーがんの進行とともに増加する因子を腫瘍マーカーと呼びます。
喫煙・妊娠・加齢・良性腫瘍等でも数値が上昇することがあり、陰性でも癌が無いとは言い切れません。
スクリーニングとしては有用ですが、確定診断ではありません。
AFP肝臓がん
CEA甲状腺がん・肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん
CA19-9胃がん・大腸がん・膵臓がん・胆のうがん
PSA前立腺がん(前立腺肥大でも上昇します)
CA125卵巣がん
SCC扁平上⽪がん(気管⽀・⾷道)
ヘリコバクターピロリ菌抗体胃がんの危険因子とされているピロリ菌の感染の有無を調べます。
肺機能肺活量や一秒率(一秒間で息をどれくらい吐き出せるか)などの肺機能を調べます。
肺気腫、喘息、慢性気管支炎では減少します。
ABI(血圧脈波検査)動脈が狭くなっていないか、つまっていないかを測定します。
大動脈に挟まりやつまりがあるとその部分の血圧は低下します。
このような症状は下肢の大動脈に発生しやすいので、下肢の血圧と上肢の血圧と比べれば、その程度を表すことができます。
喀痰細胞診痰を採取して呼吸器の異常を調べます。
心電図不整脈・狭心症・心肥大・心筋梗塞などの診断に役立ちます。
ホルター心電図24時間、心電図を記録し、安静時心電図では出現しにくい隠れた心血管系を中心とする病気を調べるために行います。睡眠時や食事中、仕事中や運動中の心電図も記録出来ます。
腹部エコー肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など腹部臓器の形態異常を調べます。
頚動脈エコー頸動脈の狭窄や閉塞を発見、脳への血流異常などを調べます。
心臓エコー心機能評価や心臓病を調べます。
胸部レントゲン肺疾患の有無や心臓の形態などがわかります。
肺結核のほか肺炎・肺気腫・⾃然気胸・肺がんなどの肺の病気、⼼肥⼤・弁膜症・先天性⼼疾患など⼼臓の病気の発⾒や診断に使われます。
上部消化管造影バリウムを飲み、X線で食道、胃、十二指腸の性状を調べます。
造影剤と適宜、発泡剤を飲み、造影剤を体の回転により胃・十二指腸粘膜表面に付着させて、レントゲン写真を撮影します。
下部消化管造影大腸を観察するレントゲン検査です。肛門に細い管を挿入し、造影剤(バリウム)と空気を注入します。
注入したバリウムは、できるだけ大腸粘膜表面全体に付着させることができるよう、体を回転させ、その後、レントゲン写真を撮影します。
頭部CT脳梗塞、脳腫瘍、脳萎縮などが分かります。
胸部CT肺の病気や、肺がんの早期発見に役立ちます。
腹部CT肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などを調べます。肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどの悪性腫瘍や疾患などがわかります。
HRCT高分解能CTの略。主に、肺の検査など小さい病気を診断するために撮影されます。
内臓脂肪CT「隠れ肥満」の発見に有用な検査です。内臓脂肪面積から内臓脂肪型肥満の有無を判定します。
内臓脂肪が多いと脂肪細胞から悪玉ホルモンが分泌され、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなります。
頭部MRI/MRA初期の小さな脳梗塞、脳腫瘍や動脈硬化の進行具合、動脈瘤の有無を調べます。
VSRAD脳の萎縮度合いをMRI検査で撮影し、解析することで早期アルツハイマー型認知症を診断することができる検査方法のことです。
上部内視鏡(胃)食道、胃、十二指腸を観察します。必要に応じ粘膜の一部を採取し組織診断を行います。
下部内視鏡(大腸)肛門から内視鏡を挿入し、直腸、S状結腸までを直接観察します。
AFP採血検査により、肝細胞がんのリスクを調べます。
CEA採血検査により、大腸がん、胃がん、食道がん、肺がん他のリスクを調べます。
CA19-9採血検査により、膵がん、胆嚢がん他のリスクを調べます。
エラスターゼ1採血検査により、膵がん、十二指腸がんのリスクを調べます。
SCC採血検査により、肺がん、食道がんのリスクを調べます。
CYFRA採血検査により、肺がんのリスクを調べます。
SLX採血検査により、肺がん、膵がんのリスクを調べます。
NSE採血検査により、肺がん、腎細胞がん他のリスクを調べます。
ProGRP採血検査により、肺がんのリスクを調べます。
PSA(男性のみ)採血検査により、前立腺がんのリスクを調べます。
NT-proBNP採血検査により、心臓病(特に心不全)を調べます。
甲状腺セット(TSH、FT3、FT4採血検査により、甲状腺機能(甲状腺ホルモンの量など)を調べる検査です。
AICS(男性5種)
AICS(女性6種)
AICSは血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、がんであるリスク(可能性)を予測する検査です。
マイクロアレイ血液中の遺伝情報であるRNAを抽出しそのパターンを解析する検査です。 がん細胞が体内に存在する人はがん細胞に抵抗するために様々は反応が起こります。 この反応がある患者さんのRNAと反応のない(がんのない)患者さんのRNAの違いを利用した検査です。