女性のための健診


女性は男性よりも長生きといわれながら、男性よりも寝たきりとなる期間が約1.5倍も長いのです。
なぜ、女性は寝たきりになりやすいのか。 これは、閉経という女性ホルモンの劇的な変化が関連していると言われています。女性にとって思春期・性成熟期・更年期・老年期と呼ばれるそれぞれのライフステージをつねに健康的に、年齢を重ねても充実感や楽しみを失わずに生きていくことは、誰でも簡単なことではありません。

当センターの健診では、病気の早期発見だけでなく、女性のライフステージごとの身体の変化や悩み、不安をお伺いする中で、ご自身の身体と上手に付き合うためのヒントや課題を見つける機会になれればと考えます。多くの人が「人生100年時代」を不安に感じている中、健診を受けることで一人でも多くの人が楽しいこと、嬉しいことに感じられるようになればと思っております

女性のための健診メニュー

*全身をしっかり調べるドックを自分に合わせてアレンジしたい
*川崎市検診や企業健診などに組み合わせて、気になることを合わせて調べたい
*自分が気になること、不安なことについてだけ調べてみたい方


当センターでは、すべての方に、自由度高く組み合わせて頂きやすいセットをご用意いたしました。

年代に応じた悩みやご不安などに応える内容で、それぞれの年代の「精神的にも肉体的にも社会的にも健康な状態well-being」につながる検査となっております。

◆女性のための基本セット

基本セットA

10,000円

子宮・卵巣 問診+内診+経膣超音波検査+子宮頸部細胞診+HPV検査

基本セットB

20,000円

子宮・卵巣 問診+内診+経膣超音波検査+子宮頸部細胞診+HPV検査+※マンモグラフィ(または乳房超音波)

婦人科健診の基本となる検査です
~市検診が使用できない方、企業健診の方の婦人科健診オプションとして~

◆川崎市の検診

当センターで可能な女性向け健診です
定期的に受診しましょう

市検診については、「川崎市の健診」をご覧ください。


「乳がん検診」「子宮がん検診」のページもどうぞご覧下さい。

 

女性のための「プラスワン検診」

『基本セット A、B』、『川崎市特定健診』や『後期高齢者健診』、『企業健診のオプション』にプラスすることで、ご自身の女性特有のお悩みに合わせた健診が出来るご提案です。

基本的な健康診断や婦人科健康診断を受けて頂いた上でプラスすることで、よりきちんとした評価やアドバイスができます。

※ 単独でも検査は可能ですが、その際は検査基本料が必要となります。情報が少ない中での判定やアドバイスとなりますので、結果説明の際に1年以内の検査結果等を、お持ちいただくことをお勧めします。

・内診
・経腟超音波 


子宮や卵巣の病気をチェックする、女性の健診として最も大切な検査です。子宮体癌や卵巣がんの兆候、膀胱の様子など骨盤内臓器全般の観察ができます。内診では、膣炎や子宮脱についてもチェックします。 

(女性のための基本セットA、Bを選んだ方には、すでに含まれている内容です)

料金 ¥3,500

・血液検査(女性ホルモンFSH,E2 甲状腺ホルモンTSH,FT3,FT4 リウマチ抗体)
・更年期チェックシート


更年期症候群は、ホルモン値だけで判断するものではありませんが重要な参考材料です。しかし原因不明の不調や、更年期症状に似た、別の疾患なども隠れていることがあり要注意です。更年期症候群などを疑った際に、まず調べてみたい検査内容です。

病院に行くかどうか迷う方も多い中で、一人で悩まず色々な対策や相談先があることを知るきっかけにもなる内容です。
料金 ¥10,000

(婦人科疾患、婦人科がん腫瘍マーカー)

・血液検査(貧血・腫瘍マーカーCA125,CA19-9)


月経痛や排卵痛など「月経困難症状」と呼ばれる症状がある方のための検査です。CA125、CA19-9は、様々ながんで上昇するだけでなく、女性は月経時期など日常的な変化でも上下します。このため、これらの腫瘍マーカーは子宮体癌、卵巣癌だけでなく、子宮内膜症による骨盤内の炎症をはかるマーカーとしても参考になります。月経痛や腹痛を“仕方ないもの”と過ごさずに、治療が必要な状態にあるかどうかの参考にしてください。
*月経困難症は子宮筋腫、チョコレート嚢腫のチェックがとても大切です。できる限り「女性のための基本セットA、B」や婦人科疾患セットなどの経腟超音波検査を受けて頂くことを前提としています。
料金 ¥3,000

血液検査
・性感染症 梅毒、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎、HIV
・卵巣予備能ホルモン検査(AMH)*女性のみ
・風疹抗体検査(川崎市風しん対策事業で代用もできます) 


性感染症がないことを確認するだけでなく、これらの疾患には妊娠前に治療や対策をしておくべきものや、パートナーと同時に治療が必要なもの、不妊症につながるものがあります。卵巣予備能や風疹抗体価検査は、妊活前に確認しておきたいという要望に応える内容です。
料金 ¥15,000

血液検査
・性感染症検査(梅毒、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎、HIV)
・卵巣予備能ホルモン検査(AMH)
・甲状腺ホルモン検査(TSH、FT3、FT4)
・25OHビタミンD
・抗精子抗体


不妊症の検査としてまず初めに確認することが多い項目のセットです。不妊症の病院に行くのは抵抗があるけれど、不妊症について気になる人や今から妊活を考えているが年齢的に気になっている人にお勧めしています。 結果を踏まえて、専門医への受診の必要性をアドバイスします。
料金 ¥25,000

・計測
・TRACP-5b
・骨密度検査


女性は閉経を機に、急速に骨代謝のスピードやバランスが変化します。20歳までにできる限りの骨量を獲得出来ていなかった女性は、閉経以降、確実に骨粗鬆症へ進行するリスクがあります。
閉経を迎える時期に、一度ご自身の骨密度がどの程度あるのかを確認しておくことはとても大切です。骨粗鬆症になってからでは、治す治療はできません。骨密度が低いといわれた方は定期的なチェックをし、いかに予防するかが大切な疾患です。「腰痛が骨粗鬆症によるものではないか心配」、「骨折で寝たきりになった家族がいる」なども大切なサインです。
¥4,000(川崎市骨粗しょう症検診ご利用の方は¥2,000)

血液検査

女性にとって血液検査で貧血を確認することは、婦人科疾患の大切なサインです。

また各ライフステージにおける悩みにこたえるためにホルモン検査や感染症検査といったものも血液検査で見ることが出来ます。

● AMH

卵巣の予備能を調べる血液検査です。妊活や不妊治療のタイミングに悩む人の参考材料とお考えください。数値だけでは確実なことが言える検査ではありません。どのように参考にするかは、検査についての説明をよくお読み頂き、医師からの結果説明をお勧めしています。

● 不妊スクリーニング検査

不妊治療専門施設や一般産婦人科でも、まず最低限の項目で問題がないかを判断するために血液検査を行います。当センターでは専門施設の様な診断をつける検査は行いませんが、ご結婚前や妊活に向けて、そのような傾向がないか、不妊症につながるような疾患や感染症がないかを確認することができます。不妊症につながったり、流早産のリスクを上昇させる甲状腺機能異常症、クラミジア感染症は無症状のうちに卵管に癒着を起こし、妊娠の妨げになることがある性感染症です。

また感染症一式(梅毒、B型C型肝炎、HIV)は、妊娠中にも影響を及ぼすだけでなくパートナーへの感染も予防するために大切な検査です。風疹抗体価検査も含まれています。このように、不妊症のリスクを因子が存在しないのか、妊娠に向けて治療すべき病気が存在しないかをスクリーニングできる検査です。